矯正治療で抜歯が必要なケースとは

当院では、基本的には、抜歯をしてなくても可能な矯正治療法を模索しますが、場合によっては、どうしても抜歯が必要になってくるケースがあります。

どのようなケースで、抜歯が必要になるのでしょうか。抜歯の必要があるかどうかは、その人の歯の大きさや凹凸具合、顎の骨の大きさ、唇の形や大きさなど、様々な要因により決まります。どんな場合であれ、健康な歯を抜く事はなるべく避けたいものです。しかし、矯正治療の場合には、顎の大きさと歯の大きさの調和が取れていないと、うまく歯が矯正できない場合があります。

具体的に言うと、顎の大きさが歯の大きさに対して小さく、歯が並びきらない場合には、抜歯をせずに矯正をすると、無理矢理狭いスペースに歯を並ばせるため、歯列全体が外側に広がった形になり、口元が前に出たように見えてしまう事があります。また、矯正できたとしても、後戻りをしやすくなってしまう事があります。

抜歯をせずに、矯正治療をする場合「顎を広げる方法」があります。顎が成長途中の子どもであれば、有効な方法です。大人でも矯正治療は可能ですが、子どものうちからの矯正治療を行うと、顎を広げる方法を行い、抜歯せずにスムーズに矯正治療が可能になる場合があります。

当院では、矯正治療を行っております。矯正中の抜歯など、ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
http://www.yoihanarabi.com/0515tooth-extraction/

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