矯正治療中は、矯正装置を装着しているため、お口の中に汚れが溜まりやすい状態になります。虫歯のリスクは5倍にもなると言われています。せっかく矯正治療で、整った歯並びを手に入れても、虫歯で歯がボロボロになってしまっては意味がありません。それに、矯正治療中に虫歯になってしまうと、虫歯治療を優先しなくてはならず、矯正装置を外すなど、治療を中断しなくてはならなくなります。
ですから、矯正治療中の歯の清掃習慣はとても大切です。特にお子さんが矯正治療中の場合には、仕上げ磨きが必要不可欠です。お子さんも、ある程度大きくなり小学生位になると、自分で出来るからと仕上げ磨きをしないご家庭もあります。
しかし、実際には小学生でも細かな部分は磨けていない事が多いものです。ましてや矯正装置を付けている場合には、大人でも十分に磨く事は、とても難しい事です。矯正をしていない場合でも、小学校4年生くらいまでは仕上げ磨きをした方が良いです。
矯正治療中の場合は、子供であれば年齢問わず、仕上げ磨きをしてあげるようにしましょう。小学生は勿論、中学生でも、矯正中は仕上げ磨きをした方が良いです。中学生ともなると仕上げ磨きを嫌がるお子さんが多いと思いますが、そこは、「矯正装置の手入れをしなければならないんだよ!」など、きちんと説明をして、大人が細かい部分まで磨いてあげるようにしましょう。
当院では、矯正治療を行っております。矯正治療中の歯の手入れなども丁寧にアドバイスさせていただきます。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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