リテーナーの役割

矯正治療終了後は、「リテーナー」と言われる保定装置を使う必要があります。「リテーナー」は、矯正で動かした歯を安定させる大切な装置です。矯正をした後も、しばらくの間は、歯は元の位置に戻ろうとします。矯正装置を外した後、歯列が元に戻らないようにするのです。

リテーナーには、様々な種類があり、透明な樹脂性のマウスピース状のもの、顎の裏側に装着する樹脂とワイヤーを組み合わせたもの、ワイヤーのみで作られているものなどがあります。どの種類のものでも目的は同じです。

リテーナーの使用期間ですが、およそ1年〜1年半程度は、24時間の装着が必要となります。その後は、就寝時のみ装着するなど、状況に応じて、歯科医師の判断のもと、徐々に装着時間を減らしていきます。

「せっかく矯正装置が外れたと思ったら、また装置をつけなければならない」と感じる事もあるかもしれませんが、リテーナーを装着する保定期間も、大切な治療期間の一部です。正しく使用できないと、せっかく整った歯並びが動いてしまうなどして、再矯正が必要となってしまう事もあります。装着時間等はきちんと守るようにしましょう。

当院では、矯正治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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